アロマオイルやお香といったアイテムが多く見られるようになったこの頃。しかし、香りによってその効果はさまざまです。

わたしたちが目にするアロマオイルのほとんどは、植物から抽出されています。それぞれの香りについて知れば、毎日の暮らしに取り入れやすくなり、生活の質がアップするでしょう。

今回は、普段から使いやすい香りをピックアップし、心に対してどのような作用を持つのかをご紹介します。
　

作用別・おすすめの香り

リラックス

ラベンダー、イモーテル、スイートマジョラム、ローマンカモミール、イランイラン、ローズ、クロモジ

定番のラベンダーやローマンカモミールは、夜のお休み前によいでしょう。気持ちを落ち着かせて、ゆったりと過ごせます。

イランイランやローズは、リラックスと同時に気分を高めてくれる香り。自己肯定感が低く落ち込みやすい時に使うのがおすすめです。
　

リフレッシュ

ペパーミント、ティーツリー、パルマローザ、フランキンセンス、ユズ、レモン、プチグレン

気持ちを切り替えたいときは、清涼感のあるペパーミントや、ユズ・レモンといった柑橘系の香りがぴったり。眠気を吹き飛ばし、活発に動きたいタイミングで使うとよいでしょう。

パルマローザは甘い香りで、気分を高揚させてくれます。フランキンセンスは樹木の深い香りを楽しめるので、リラックス効果も期待できるのがうれしいポイントです。
　

集中力UP

ローズマリー、ユーカリラジアタ

スッとした香りが特徴的なローズマリーとユーカリラジアタを、仕事や勉強の合間に試してみましょう。特にローズマリーは脳を活性化させてくれるので、ここぞという場面に役立ちます。
　

このように、種類によって香りがわたしたちにもたらす作用はさまざまです。

またひとつの植物を見ても、鎮静とリフレッシュのように、複数の効果を持っていることもあるのですから、香りって面白いですね。

主な効果が分かったところで、どのように取り入れたらよいのか？についてもチェックしておきましょう。
　

1. エッセンシャルオイル（精油）をそのまま嗅ぐ

小さな瓶ごとに売られている「エッセンシャルオイル（精油）」には、植物の香りや成分がぎゅっと詰まっています。効果をスピーディーに実感したい際は、瓶のふたを開けてそのまま香りを嗅ぐのがよいでしょう。何度も同じ香りを嗅ぐのではなく、3回ほど深呼吸しながら香るのがおすすめです。
　

2. 香りアイテムを使ってみる

近年は、エッセンシャルオイル入りのスキンケアアイテムやバスソルト、ルームスプレーといった商品がたくさん出ています。好きな香り・気分に合わせて、毎日の暮らしに気軽に取り入れられる点がポイント。選ぶ際は、エッセンシャルオイル以外の成分にも気を遣うとよいでしょう。
　

3. お香で楽しむ

単一もしくは複数の香りをブレンドして作られたお香は、重厚で複雑な香りのハーモニーを楽しめるのがメリットです。煙がゆっくりと立ち上る様子を眺めるだけでも、とてもリラックスできるはず。お香をたいた後も、しばらくの間は香りを満喫できます。

なおRelaxoundのお香「Relaxscent」は、煙が少ないようにデザインされています。専用のスタンドがなくても、パッケージを使って固定できる点も魅力です。

さまざまな香りを楽しめるお香で、毎日のセルフケアをちょっと特別な時間にしてみるのはいかがでしょうか。